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zoom RSS VisiCalc、Multiplan,1-2-3を経てエクセルへ

<<   作成日時 : 2017/01/22 13:14   >>

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表計算ソフトといえば、マイクロソフトオフィスのエクセルが全盛だが、マイコンがでて、PCと呼ばれるものが現れた時代、1970年代後半は、タンディラジオシャックのTRS80、アップルのアップルII、コモドールのPET2001が世のマニアを席巻したころは、衝撃的だったのが、Visikalc(ビジカルク)の登場だろう。
それまでの計算の概念を根本からひっくり返したからだ。計算するといえば、FORTRANやCOBOL,それに初心者用のBASICが主流だったので、計算は計算で、レポートは別に出力形式をまとめて印刷する物と思っていた。もちろん、大型計算機用の表計算ソフトは存在していたが、ユーザーが少なすぎた。
それが、ビジカルクが登場したことで一変した。
データの表を作り、その表の各セルに式を埋め込むことで、ほとんどの計算ができてしまう。値と式を一緒のセルに詰め込むというアイデアには脱帽した。大学でスクリプト言語のひな形のようなものを学んでいたので、抵抗はなかったが、それまでFORTRANの計算式になれたエンジニアやCOBOLの構造体データに慣れたプログラマはびっくりしたことと思う。
まずアップルIIで販売され徐々に広がり、IBMPCが発表され、そのアプリソフトが大量に出回るにつれ、マイクロソフトは対抗上、マルチプランという表計算ソフトを発売する。しかし、最終的には後発のロータス社の1-2-3が勢力を伸ばしていく。1-2-3は最初の統合ソフトと呼ばれ、表計算をするだけでなく、グラフ表示も簡単に行えた。日本のPCメーカーはマイクロソフトのマルチプランを標準搭載したが、結局本家IBMもロータス社を買収してしまう。
しかしCPUが16nbitから32bitに進化し、OSもDOS,DOS/VそしてWindowsになっていくにつれ、VisiCalcは世代の交代に遅れ気味となっていく。当時の1-2-3の販売元のビジコープとの係争に開発者もまきこまれ、開発時間もなくなってしまったのだという。
Windows95にOffice95も同梱されたため、マルチプランの後継のエクセルが絶対的シェアを握った。
それから22年間、エクセルの地位は不動になったが、ラズベリーパイの登場で、linuxベースのOpenOfficeが一般にも知られることとなった。
ほとんどのエクセルファイルがそのまま読み込め、同じ計算ができる。おまけにMS Officeは有料だが、OpenOfficeは無料でついてくる。
世はスマフォ全盛の時代となり、Androidがそのシェアの大半を占めるようになった。まだまだエクセルは使われようが、絶対的地位は消失したといえる。

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