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すごい円高になっている。 台湾のお仕事はドル建てになっていて、契約したときは117円だった。もうこれ以上円高にはなるまいと思っていて、ヘッジもしていなかった。それがまさかの107円、10円もさがってしまった。1万ドルで、10万円、3万ドルなら30万円だ。この零細の会社に追い討ちをかけて、天は我を見放したかとなげきたくもなる。 FX投資を本格的に始めようとしていたら、妻に見破られ、謹慎を命ぜられてしまった。過去、株で大損害を与えているので、反論できない。いままで、家計は私が管理していたが、自分がやると言い出した。私は小遣い制にするらしい。スワンの馬鹿で、亭主の平均的な小遣いは月3万円だという。彼らはそこからタバコ代、昼食代も出しているという。おいおい、待ってくれ、普通のサラリーマンは、会社経営なんてやってないだろうというと、収入がすくないのだから同じと仰る。おおせのとおり、私の有限会社は零細経営で、しかも初年度と今年は黒字だが、昨年は大赤字だった。そのため、私の給与を大幅にカットしたのが、気に入らないらしい。 生活できているから、いいじゃないかというと、だからこの年になっても、外車の一台も買えないという。私がいくら日本車の方が、故障も少ないし、乗りやすく作られているといっても、彼女の友達がみなベンツ、BMW,アウディ、ボルボに乗っているので、悔しいらしい。そんな芦屋に豪邸建てているのと友達になるなといっても聞かない。馬鹿にされているだけなのになあと思っても口に出していえない。つくづく私は気弱な男だ。 いまは、老後資金をためることが重要なのに、理解してもらえない。あーあとため息の毎日である。FXを株の信用取引と同じようなものと認識しているので、始末が悪い。 下記は私と妻の問答である。 私:本質的にはそのとおりなのだが、スワップがつくので、塩漬けの建玉も、時間がたてば、黒字になる。例えば、NZD円はいま年利8%相当の金利がつく。証拠金を建玉の1/3ぐらいも投入しておけば、証拠金にたいする金利は年24%にもなるんだよ。 妻:でも、為替が元にもどらなかったら、結局損でしょう。 私:そうじゃないよ、スワップがたまれば、1年後には黒字になるんだ。例えば、NZD円が5円さげても、スワップは1枚あたり一年で、6万5千円つくから、十分ペイするよ。 妻:その前にロスカットされたら無一文でしょう。この間のサブプライムショックがもうこないと保証できるの。円高にならないと保証できるの。NZD円は高値97円から安値76円まで21円もおちていると言ってたじゃない。 (。むむむ、敵もさるもの、ひっかくもので、こちらの弱みを見事ついてくる。) 私:いや、其のときは、売りヘッジと緊急追加で逃げるんだ。証拠金の半分ぐらいの金を一時的に追加するんだ。 妻:それだけ追加するんじゃ、まるっぽ外貨預金している利率とかわらないんじゃない。外貨預金なら元金は保証されているよ。 私:いや、緊急追加は長期投入するわけじゃないので、3日か1週間でいいんだ。 妻:それじゃ、その緊急追加は定期を解約して作るの。 私:いや、定期はもったいないので、お手軽ローン(金利6%)でかりる。 妻:借金は許さないよ。 私:でもロスカットされるよ。 妻:ロスカットされるような危ないものには手をだすべきじゃないよ。 私:はい、そうですね。 とまあ、全然理解してもらえない。 |
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